
JR西日本は全乗務員にiPadを1台携帯させることを発表した。社内連絡、旅行者への対応などが目的である。2017年1月以降に順次導入予定だ。山陽新幹線、北陸新幹線ではすでに導入されており、外国人旅行客への対応時で効果を発揮しているという報告もある。
言語の壁をiPadで越える。
「日本文化は素晴らしいが、日本人は英語ができないから困る。」という声を外国人から聞くこともあるだろう。文化財などでの英語案内、通訳ガイドなどの導入は近年進んでいるが、まだまだ足りていないのが日本の現状だ。特に公共交通機関の利用方法については、日本と海外では異なる点も多々あり、外国人旅行者にとっては苦労する点でもある。日本人の英語の問題は仕方ないが、今回のiPad導入によって外国人旅行者へのより良い対応をJR西日本に期待したい。
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