2017年12月5日、カナダ・バンクーバーに本社を構えているKeycafe, Inc. (https://www.keycafe.com ,、創業者:クレイトン・ブラウン)が日本法人のキーカフェ・ジャパン合同会社(東京都渋谷区1-17-1 TOC第二ビル 3F、社長:小河内亮)を設立し日本市場に進出することを発表しました。
Keycafeはバンクーバー、ニューヨーク、パリ、ロンドンなど欧米主要都市500箇所でIoT端末のKeycafe Smartbox を運営しており、遠隔・無人で鍵の受け渡しのサービスを展開しています。
現在日本では東京都の2か所でKeycafe Smartboxが設置されサービスがスタートしました。
Keycafe Smartboxではゲストがホストから送られてきた電子メール又はSMSに記載された設置店舗に来店し、タッチパネルにアクセスコードを入力するだけで鍵を入手できるようになります。
カギを受け取るアクセス権はゲストごとに変更が可能で一定期間のみ有効のアクセス権も設定できます。
全てのプロセスを無人でかつ遠隔から管理できるため鍵渡しの煩わしさを解決するツールですね!
Keycafe Smartbox は19個のキーキャビネットとタッチパネルを備えており、ホストが鍵を端末に預け入れるとインターネットを通じてゲストや知り合いに鍵へのアクセス権を教えることができるようになるようです。
東京都大田区・大阪府大阪市などの特区民泊制度の要件にあるゲストの対面での本人確認やパスポート・契約書への記載をしてもらうなどの項目にどのように対応されていくかが課題になってくるのではないかと思います。