外国人観光客向けの人気スポットなどのランキングはよくあるが、違う視点で外国人観光客の行動を分析した興味深い調査がある。RJCリサーチとナイトレイは、訪日外国人観光客がSNSで発信した投稿を分析し、「インバウンドレポート(2016年7~9月期)」として発表した。SNSの発信地を分析するというのは新しい試みである。
「リア充」感を発信
調査によると、発信地のランキング1位は、「東京ディズニーランド」。2位は大阪のUSJ、3位は富士山である。京都の観光地、特に人気がある清水寺はなんと11位であった。アトラクションなどで楽しんでいる姿をSNSで発信したいという気持ちが強いのだろう。3位の富士山についても登頂したという達成感をSNSで発信したいという気持ちの表れに違いない。SNSで何かを発信するという感覚は日本人とさほど変わらないのでないだろうか。日本人のSNSの発信地についても是非調査をして頂きたい。
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