関西広告連合は大阪、京都、兵庫、奈良、和歌山、滋賀、鳥取、徳島の自治体が運用するWiFiの規格をそろえ外国人旅行者が快適に利用できるように仕組みを整える。専用のアプリで初回登録をおこなえば、これらの地域では無料WiFiにすぐに接続できるようになる。
これまで、訪日外国人がWiFiを利用する際は、場所ごとに登録を繰り返す必要があり不満の声が上がっていた。今回のものはこれにこたえる形での導入となった。背景には英国のEU離脱がある。EU離脱によってインバウンド需要が落ち込むことが懸念されている。そのような状況の中でも経済的打撃を最小限にとどめるためにも快適に過ごせるような仕組みづくりが必要と判断した結果今回の規格の統一が実現した。
これらは9月以降から設備の整備が行われる予定である。
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産経ニュース
http://www.sankei.com/west/news/160626/wst1606260064-n1.html