現在、東京や大阪を中心に盛り上がっている民泊ですが、民泊にたいする海外の意見はホストからは見えにくいのではないでしょうか。現在店を構える日本橋付近では、新築のホテルなども建築されており、民泊ホストとしては今後の動向が気になるはずです。
今回の記事ではええ庵が独自に行った調査をもとに、海外の人の民泊に対する意見をご紹介します。
訪日経験者の約12%はすでに民泊を経験しています。
また、訪日希望者のうち約30%は日本を訪れるときに民泊での宿泊を希望しています。
このことからも、民泊の需要があることがわかるでしょう。
国別でみる日本での民泊家希望率
国別に民泊の宿泊者状況を見ると、最も多いのがマレーシアで33.6%、次いでインドネシアが32%、シンガポールは29.4%の割合で民泊での宿泊を希望しています。また、中国人訪日希望者も25%が民泊の使用を希望としていることからも十分に魅力的な市場であるといえそうです。
日本の民泊の受け入れ態勢(Airbnb)
これに対して日本のAirbnbのサイトでは現在日本全国で約3万件の物件が登録されています。物件は東京や大阪、京都を中心に位置していますが訪日観光者数を踏まえるとまだまだ不足している状態であるといえそうです。
また、民泊ホストは以下のように位置しています。
東京 約5,000人
大阪 約2,500人
京都 約1,300人
昨年度まで4,773名であったホスト数は2016年4月の時点で「15,546人」となり前年比から283%アップしています。
海外の需要にこたえるスピードが大切
海外での民泊の人気は今後も伸びていく見通しです。そこで重要となるのは、スピードです。上記に紹介したように民泊を取り巻く環境は1年で大きく変化しています。そのことを意識した取り組みが必要になります。