国土交通省中部運輸局は平成28年度2月度の統計では、昇龍道9県における宿泊旅行統計調査結果を発表した。その結果、三重県がプラス116.7%となり全国一の伸び率となった。三重県は前月も全国一の伸び率となっており、注目をあつめるスポットとなっている。背景には、5月26日27日に行われた伊勢志摩サミットがあると予想される。三重県が発表した3月時点での試算によれば、伊勢志摩サミットによる経済効果は三重県内で約480億円、全国で1071億円にも上るという。
また、台湾からの旅行者に注目すると福井県が前年度比50%と全国トップとなっている。これには北陸新幹線が開通したことが大きく影響している。このように、日本通とよばれる訪日旅行リピーターが地方へいく傾向が強まっている。
【外部リンク】
国土交通省
https://wwwtb.mlit.go.jp/chubu/kisya016/kankou20160506.pdf