
アサヒ飲料はWi-Fiを搭載した飲料自動販売機を通じて、中国語、韓国語、フランス語など17言語で観光案内などを提供する「フリーモバイルナビ」サービスを始めた。インバウンドの増加を受けて、自販機に機能を付加し利便性の向上を狙う。
Wi-Fi環境の整備にも繋がるサービス
観光地が多く外国人観光客から人気の日本だが、観光客向けのWi-Fi環境が整備されていないのが課題である。徐々にFree Wi-Fiへの動き出しはあるがまだまだ足りていないのが現状だ。アサヒ飲料はこの課題を解決するために、Wi-Fiを持つ自販機を20年までに2000台の設置を目指す。
自販機の設置は都市部では飽和状態になっており、アサヒ飲料は今回のサービス導入で他社との差別化を図る狙いだ。日本人にとっても多くの場所でFree Wi-Fiが導入されることは嬉しいことだ。ただ、サイバー上のセキュリティには万全の対策を施して欲しい。
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