東⽇本旅客鉄道株式会社(以下JR)は、増加する訪日外国人の需要を受けインバウンド事業の強化をグループ全体で行っている。インバウンドの拠点としてシンガポールに開設された「JAPANRAIL Café」は国内一の高さを誇ることで注目を集めているTanjong Pagar Centreの1階に2016年の11月に設立される。
Aseanからの旅行者は近年急激に増加している。特にシンガポールからの旅行者の7割はリピーターとなっており彼らを中心に訪日に興味がある人達が集まる空間を目指す。
具体的な政策としては以下の3つの柱が予定されている。
○情報発信・訪日サポート
⽇本政府観光局(JNTO)などの協力し、訪日の際のチケット受付や旅程スケジュールの相談などに対応できる旅行カウンターを設置。
○コミュニケーションツールの設置
訪日経験者が体験などをシェアしコミュニケーションをとれるスペースを設けている。ここでは現地の方同士の情報交換が期待されている。
○カフェ・物販
日本を体感できる料理や雑貨の販売。
これらを通して訪日外国人を旅行前に囲い込むのが狙いだ。
【外部リンク】
JR東日本 プレスリリース
http://www.jreast.co.jp/press/2016/20160503.pdf