
2015年度の那覇空港の乗降客数が前年度比5.8%増加の1,854万人となり、過去最高を記録した。国際線の乗降客は4年間で約4倍の250万人となった。
外国路線の拡大が奏功する
この背景の1つに外国路線の拡大がある。2008年度では台北、ソウル、上海の3路線、週19便だったが、12年度には5路線、週49便、14年度は9路線、週121便と増加した。増便を受けて国内外の観光客は増え続けるだろう。特に中国路線の新規開設の影響を受け、沖縄に来る中国人観光客は多い。
サービスの充実に向けた新たな施策とは
より多くの観光客を呼び込むために那覇空港ビルディングは国際線と国内線のターミナルビルを結ぶ立体連絡通路を建設した。2020年までには連結ターミナル施設を完成させる予定だ。施設内にはチェックカウンターの増設、土産店の出店を想定している。国際線専用のチェックカウンターは従来の3倍になる予定だ。観光客へのサービスの充実だけでなく、空港そのものの機能の強化にも繋がる施策になるだろう。
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