官民連携でオープンしたバスタ新宿のオープンから1か月を受けて国土交通省は利用状況などを公表した。バスタ新宿は2016年4月4日に東京の新宿駅南口に開設された高速バスの専用ターミナルで点在していたバスターミナルを1か所に集めて利用者が迷わず使えることを目指して開設された。
開設から1か月後の利用状況としては、1日平均2万人が利用している。これは成田空港の国内線利用客に匹敵する数となっている現時点で約1200便が発着しており今後も増加する見込みだ。1か月の利用者は延べ約58万に上る。オープン後に取ったアンケート調査に基づくと利用者の満足度も高く、雨の日も屋内で待機できることがから好評である。
また、今後は訪日外国人の利用者も増加する見込みである。実際、高速バスは新幹線などと比べて安価で直接目的地まで到着することができるため不慣れな観光客にとってはわかりやすい。また、新幹線などとはことなり予約時に座席の確保も行われているため安心できる。海外では長距離旅行の際にバスを利用する文化も根付いていることから今後は利用客が増える見通しだ。
【外部リンク】
国土交通省 プレスリリース
http://www.mlit.go.jp/common/001132365.pdf