観光庁と文化庁、英語解説にむけての報告書を発表

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観光庁と文化庁は「文化財の英語解説のあり方に関する有識者会議」における報告書を作成した。日本の文化財の魅力、価値を訪日外国人旅行者にわかりやすく伝える必要があるためだ。

4つの気をつけるべき視点とは

 本報告書の中で、英語解説の改善点、気を付ける視点を4つ列挙している。1点目が、日本語による直訳を避け、基本的な用語、文化財について前提となる情報を解説に盛り込むこと。2点目が、外国人目線でメリハリを利かせた解説内容とすること。3点目は、案内板などの解説媒体に応じて、適切に情報の使い分け。4点目は、英語翻訳ができる優れた人材の確保。

日本を楽しんでもらうための連携

その他にも上記の取り組みを推進するために、観光部局と文化財保護部局が連携、文化財の所有者への適切な支援を行う。訪日外国人旅行者に日本の文化財を楽しんでもらえる環境を整え、旅行者には日本旅行を満喫してもらいたい。

 

外部リンク

http://www.mlit.go.jp/kankocho/news05_000218.html

http://www.mlit.go.jp/common/001140702.pdf

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