観光庁「平成28年度訪日プロモーション方針」を決定  

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2020年に4000万人の訪日外国人誘致を目指す政府は平成28年度訪日プロモーション方針をまとめた。具体的には年間需要の創出、東北をはじめとする地方への誘客促進、富裕層や欧州などにターゲットを絞ったマーケティングなどを通して閑散期にも訪日旅行者を増やすことを意図している。

 

具体的な方針は次の3つにまとめられている。

 

  • 年間を通じた訪日需要の創出

東アジアには閑散期にも訪問してもらえるような底上げの政策を行う。旅行者の多い東南アジアに対しては、繁忙期での訪日を促進する。閑散期に比較的休暇期間がながいヨーロッパの国からの旅行者を増やすため、競合と比較しプロモーションを行う。

 

  • 地方への誘客

リピーターを意識した訪日外国人へのアプローチを行う。日本初の全世界的プロモーションとして東北へ訪問者を増やすキャンペーンを執り行う。

 

  • 強化するターゲット層

現時点で十分に取り込めていない欧米豪からの旅行者を増やすための、彼らの需要にあったサービスや観光地のプロモーションを行う。富裕層をターゲットにした日本ブランドの定着。将来的なリピーターを増やすための市場マーケティング。

 

 

なお、これらの方針は状況に応じて修正を加えていく方針である。

 

【外部リンク】

観光庁

http://www.mlit.go.jp/kankocho/news03_000155.html

 

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